3月の学習アドバイス!日本史 | 東進ハイスクール府中校|東京都

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2013年 3月 12日 3月の学習アドバイス!日本史

3/14(木)特別公開授業@府中校!お申込はコチラhttp://www.toshin.com/hs/event/tokubetsu_kokai/form.php

 

 

 

日本史 井之上勇先生

語りかける口調はとても穏やかだが、駿台などでは緊張感のある厳しい指導で定評がある。しかし、その厳しさは生徒の成長を思ってこそであり、講義は人気を博している。つねに生徒と同じ目線に立ち、入試問題に対する的確な思考法を教えてくれる。気がついたときには、ダイナミックな歴史の流れが一本の糸につむがれ、連綿と輝いているはずである。

 

 

《新高3生》合格への第一歩は志望校の過去問にあり

新高3生の皆さんは、まず志望校の入試問題を手に取ることから始めてください。記述・論述問題の有無や形式・問題量など、大学・学部によって出題傾向が全く異なるからです。出題傾向を把握したうえで、大まかな学習計画を立てましょう。

通史は高2のうちに終わらせるのが理想ですが、遅くとも8月までに修了するよう東進の高速学習を活用して計画を立ててください。ひと通り学ぶ段階では、細かい知識を詰め込む必要はありません。歴史の学習は、二度三度と繰り返して、まるでペンキを重ね塗りしていくように完成させていくものです。全体の流れを理解して、過去問や模試で問題演習しながら知識を深めていくとよいでしょう。東進模試は未習分野からも出題されますが、解説が充実しているので、丁寧に復習すれば受験しながら学力が伸びる設計になっています。定期的に受験し、学習のペースメーカーとして活用しましょう。

2013年の入試では、地図・グラフ・写真など視覚教材を用いた設問が増加し、判断に時間を要する問題が多く出題されました。難しい問題ではないけれども、丁寧に資料(史料)を読み込まなければ解けない問題でした。

こうした問題に対応するためには、過去問だけでなく、東進の「センター試験本番レベル模試」などを利用して問題に慣れ、本番でどのように解くか戦略を立てておく必要があります。

また、ここ数年のセンター試験日本史では、1990年代まで出題されています。戦後史、なかでも1980〜1990年代は、未習のままで受験してしまいがちです。

しかし出題頻度が一般的に低いと考えられる分野・時代でも、「未習」のままでいることは大きな失点につながります。すべての分野・時代に対する十分な理解をめざしたいところですが,時間的に困難であれば、「未習」を無くすことを前提にしながら、重要度や頻度を考慮して、濃淡をつけて学習を進めるとよいでしょう。

《新高2生・新高1生》深く「考える」ことが論述問題の礎になる

「日本史は高3になってから」と思っている生徒も少なくないようですが、通史は高2で修了しているのが理想です。歴史は現代において発生する問題の「なぜこのような出来事が起こったのか」という問いを解くヒントが詰まった科目。時間がなくなると「覚えること」を優先しがちで、「考える」時間が少なくなります。

例えば、室町幕府と江戸幕府を比較して、支配のあり方、経済基盤など、どういった点が違うのか、それは何が原因なのかを考察する作業などを早い時期から始めてください。それは、単純に暗記しようとするよりずっと記憶に残りやすく、また、論述問題を解く基礎にもなります。今の時期は、まず教科書・用語集・図説資料集などを揃え、教科書の太字に注目しながら教科書を通読したり、図説資料集を開いて興味のある絵画・建築を眺めたりして日本史に親しみ、理解しようとする習慣を身につけてほしいと思います。

2013年の入試では、今日における中国・韓国との緊張を反映してか、対外関係の設問も増加しました。また、ここ1年は東日本大震災の影響からか、関東大震災などの災害史の出題も増えています。目の前の大きな課題をどのようにして乗り越えればいいのか、各大学の入試問題作成者が知恵を絞って受験生に問いかけているように思います。

日本史の入試問題として、ニュースで報道されているようなことが直接出題されるわけではありませんが、ニュースを見て、「なぜこういう問題が起きるのだろう」と考えることは歴史学習の入り口になります。漫然と情報を受け取るのではなく、そうした姿勢でニュースを見てみると、歴史を学ぶ意識が変わります。疑問に感じたときには、日本史の教科書を開いてみましょう。「歴史は繰り返す」と言われますが、まさにそうした事実に気づくかもしれません。

 

歴史の「なぜ?」を知りたい方はコチラから

http://www.toshin.com/tokubetsu_shotai/spring/