4月学習アドバイス-生物- | 東進ハイスクール府中校|東京都

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2014年 4月 25日 4月学習アドバイス-生物-

生物 飯田高明先生

基礎から東大レベルまで、多くの教材を手掛け、全国模試のチーフを担当。また、授業でも全国レベルで受験生指導に情熱を傾けてきた。この豊富な経験に基づく抜群の指導力と温かい人間性が、絶妙のハーモニーを奏でている。“いきもの”をこよなく愛する心が君の好奇心と探究心を引き出し、知的興奮をじわじわ高めていく。

 
 

<高3生>細切れ時間を活用し、「遺伝子」の早期完成を目指そう

高3生は夏休み前までに「遺伝子」を石にかじりついてでも、完璧に理解してください!生物の要であり、ここを理解するのとしないのとでは、ずいぶん違います。

効果的な「生物の勉強法」は、まず短時間でいいので必ず予習すること。ざっと見て「このへん難しそうだな」と当たりを付け、授業中はそこを集中して聴くととても効率がいいですよ。次に、復習は3~4日に分けて行うのがポイントです。毎日少しずつ覚えましょう。電車内や休み時間、就寝前・起床後といった細切れ時間を学習にあてると、負担が少なく済みますよ。

そして、自分の理解を確認するために問題演習をしましょう。まずは、「第2回 4月 センター試験本番レベル模試」がおススメです。受験後は間違えた所を分析し、「同じ問題を解ける」ように復習してください。模試は良い反省材料になるのです。

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生物は時事問題が出題されます。難関大になるほどトピックスが出題されます。だからこそ、耳や目に自然と入ってくる生物の情報については注意をしておいてください。例えば、名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が話題になったときや、また、iPS細胞が話題になったときは、入試問題にすぐに反映されました。新聞などに目を通すことの重要性は他の教科に比べても大きく、余力があれば『ニュートン』など科学雑誌に目を通しておくとよいでしょう。毎月購読する必要はありませんが、生物について面白いトピックがある場合に、その記事を読んでおくだけでだいぶん違います。

2015年度入試でいえば、STAP細胞。現在、論文の正しさについて議論が分かれるところですが、仮に正しいと証明されれば出題される可能性は非常に高い。例えば、iPS細胞とセットで、「STAP細胞とiPS細胞との違いを述べよ」などの形式で問われるかもしれません。

<高2生・高1生>コツコツ勉強する習慣づけが大切

高2生・高1生は、「生物基礎」の全範囲を高2の終わりまでに修了することを目標にしましょう。「生物基礎」は、免疫や糖尿病、遺伝子といった医療系のテーマや環境問題を扱うので、文系は実生活にも役立つ教養として、理系は大学における学習のベースとして必要になる内容です。クラブ活動や学校行事があっても、大丈夫!細切れ時間を有効に使える教科なので、コツコツと学習を進めてください。理想は、毎日少しでも生物に触れることですが、毎日が無理ならば、曜日を決めて学習しましょう。

高1生は、高校生活初めての実力テストを迎えると思います。このテストについては出来、不出来ではなく、一度、結果を丸ごと受け入れてください。ショックを受けるのではなく、目標との距離を知りましょう。目標に達するために何をすべきかを自分で考えるだけでも、意識は相当高い!期待しています。

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生物という科目は、0点が出ない科目です。どこかしらで点が取れるからこそ、コツコツ型の勉強方法が生きます。少しでいいので毎日勉強する習慣をつけましょう。

「生物基礎」は、文系の生徒のために作られた科目といっても過言ではありません。旧課程と異なる点は、実生活に役立つ内容だけが「生物基礎」に含まれている点です。単なる大学受験のツールではなく、社会に出て役立つ内容を教養として学んでいるのです。

理系の生徒は、「生物」の教科書が、実は、大学の一般教養の2年生ぐらいまでカバーしていることを理解しておいてください。高校で学んだことは大学の講義でも出てくる。つまり、直接将来に役に立つのです。

文系の生徒も理系の生徒も、生物で学ぶことが、大学や将来に必要な知識・教養であるという意識を持って、モチベーション高く学習しましょう。