学習アドバイス | 東進ハイスクール府中校|東京都

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2013年 5月 23日 学習アドバイス

化学 鎌田真彰先生

長年受験指導に打ち込み、東大・医大志望者から圧倒的な支持を得る鎌田先生。表層的な理解ではなく物事を根本から考えることを大切にする。化学現象に対して自分で「なぜ?」を設定し、解決の糸口を探し出すことにより、難問を素早く分析する力と化学全体を見通す視点を身につける。

 
 

《高3生》今だからこそ「考える」練習を!

夏から過去問を始めるためには、1学期にやっておくべきことが二つあります。一つ目は、計算問題と理論の問題に重点的に取り組むこと。これらの分野はじっくり考える必要があるので、短期間で得点に結びつかないため後回しにしがちです。計算練習や理論の考察では、「なぜそうなるのか」ということをじっくりと考えてください。考え方の土台をつくっておけば、あとは効率的に知識を頭に入れられるでしょう。

二つ目は隙間時間の有効活用です。例えば移動時間に、「今日の授業で勉強したこと」「先週の授業で取り組んだこと」などを思い出してみる。いざ机に向かってから、「どこから始めよう」と考えることと比較すると、大きな差が生じます。こま切れの時間に授業の内容を思い返すだけでも、曖昧な分野や忘れた分野を意識することができるので、スムーズに勉強を始めることができるはずですよ。

 最低限、夏前までに理論分野までの学習を終了しておくと、あとは知識をどんどん入れていくだけでも伸びていきます。目先の得点に踊らされずに、今は「考えなければ解けない分野」「習得に時間がかかりそうな分野」から優先的に学習しましょう。

 理論分野を学習するときは、体系的に勉強を進めることが重要です。教科書やテキストを読むだけが復習ではありません。復習の際はテキストから一旦離れて、「ここの部分はこのような体系になっている」と、自分で説明できるぐらいの復習と理解が必要です。

最低限、夏前までに理論分野までの学習を終了しておくと、あとは知識をどんどん入れていくだけでも伸びていきます。目先の得点に踊らされずに、今は「考えなければ解けない分野」「習得に時間がかかりそうな分野」から優先的に学習しましょう。

理論分野を学習するときは、体系的に勉強を進めることが重要です。教科書やテキストを読むだけが復習ではありません。復習の際はテキストから一旦離れて、「ここの部分はこのような体系になっている」と、自分で説明できるぐらいの復習と理解が必要です。

《高2生・高1生》「落ちない」勉強が確実な合格を導く

確実に志望校に合格するためには、「受かりたい」と思うことはもちろん大切です。ただし、「落ちたくない」と考えると、よりモレのない勉強が進められます。「受かりたい」という気持ちだけでは、受かるために必要な勉強は取り入れますが、そうでないと判断した部分は切り捨ててしまいがちです。例えば、ヤマを張った勉強や、出題頻度の低い分野には手をつけないことにつながります。そうではなく、「落ちないこと」を前提に万べんなく勉強することが、未習分野や苦手分野ももらさずしっかり学習する姿勢につながるでしょう。

これから化学を勉強する人は、まず化学式や元素記号を最優先に覚えてください。細かい部分を忘れてしまっても、また覚えなおせばいい。化学を勉強するうえで最低限必要な知識を覚えたうえで、考えるクセを身につけていってほしいと思います。

当然ですが、志望校、志望学部は自分の意思で決めることが大事です。「友達が目指しているから」「周りに流されて志望校を選んでしまう」と、ここぞというときに勉強に身が入りません。どこを受けるかということより、自分の意思で、将来どうなりたいか、どこで勉強したいのかを考えること。たとえ、あとで変わってもいいと思います。無謀だと言われてもいいから、自分で選ぶことが重要です。