今月の学習アドバイス 国語 | 東進ハイスクール府中校|東京都

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2013年 4月 18日 今月の学習アドバイス 国語

古文・漢文 三羽邦美先生

縦横無尽な知識を駆使し、ゆったりと悠久の世界に誘う独特のストーリー授業が、根強い支持を集める、受験古典界の重鎮。正攻法でありながら歴史的背景を交えた奥深い授業内容に、「古典食わず嫌い」の受験生もグングン引きこまれ、短期間で確実に合格レベルの実力が身につく。

 

《高3生》「受験のための古文・漢文」を意識した実戦的な対策を!

試験で点が取れるようになるには、要領よく問題を解き、正確に答えを出す力を養うことが大切です。そのためには「受験の古文」「受験の漢文」の勉強が必要です。幸いに、古文・漢文は「何をどれくらいやればよいのか」が見える科目で、蓄えた知識( 古文単語・古典文法・古典常識・漢文の訓読力・漢文の句法・漢字力など)がそのまま問題文の読解力や解答力につながりやすい科目です。

 まずは土台になる基盤の講座をしっかり受講し、「確認テスト」「講座修了判定テスト」で復習しながら(繰り返すことが不可欠)、先を焦らず、夏までにとにかく基礎力の定着と充実に集中すること。「センター試験本番レベル模試」をはじめ各種の模試も、受験を先延ばしにせず、現段階の自分の力の認識と、ミスを繰り返さない復習が大切なのだという自覚を持って、ぜひ活用してほしいと思います。

 新傾向の設問形式が出現というほどではありませんが、2013年度のセンター古漢は前年度に比べて、やや難化して、問題の雰囲気の違いが感じられました。センター試験はポイントも広範囲で明確な良問も多く、後まわしにせずに、早めに対策にとりかかって、10年分くらいのトータルな傾向と感覚を掴むこと。模試・過去問演習など、をフル活用しましょう。古典文法は平坦に全範囲をではなく、助動詞や主要な助詞の解釈、「に・なり・なむ」などの語の識別、係り結びの解釈、陣述の副詞、敬語と敬意の方向、和歌の修辞など、問われるポイントの解答法の訓練が大切! 古文単語は繰り返しの時間が必要です。漢文はとにかく、疑問・反語・使役・受身・二重否定・再読文字などの「句法」の徹底を! 土台の力を早い時期に完成させましょう!

《高2生・高1生》先んずれば人を制す 早いスタートが勝敗を分ける!

 高1生は、中高一貫校などでは中3までに古典文法が終わっている場合もありますし、文法中心の先生もいれば、作品を楽しむことが大切と考える先生もいると思います。先生との相性も含めて、古典嫌いになってつまずいたりしないで、スムーズにスタートを切ってほしいところです。

 高2生も、特に漢文など、進度の差はいろいろあるかもしれません。いずれにせよ、古典の世界の楽しさをわかってほしいと思いますが、古文・漢文で点が取れる力をつけるためには、古文の単語力や、用語の活用と助動詞の文法力、漢文の訓読(返り点など)や句法の力といった、地道な土台の力が不可欠だということを認識しておいてください。高3になるまでにこの基礎的な勉強の段階を終えておくと、古漢に限ってはもう勝ったも同然です。受験のための基礎講座の受講や模試は、早いスタートが勝利への第一歩です。

 早く始めれば焦らず、余裕を持った計画が立てられます! 頭に知識を定着させるには繰り返す時間が必要です。ただし、やみくもに「古典文法」のテキストを全部やるというのではなく、「受験のための古典文法」「受験のための漢文」の勉強という「意識」があることが大事! テキストに書いてあることがすみからすみまでくまなく出るわけではありません。そのためには、やはり自習学習よりも、わかりやすくポイントを教われる適切な講座を受講することが近道であり、確実な方法です。「確認テスト」「講座修了判定テスト」をこなしながら、しっかりと力をつけてましょう、模試も、「まだそんな力はないから」と先送りせず、今の自分の力の認識のためということが、非常に重要なのです。毎回しっかり取り組みましょう!