「基礎力」=100%の知識とその応用力 | 東進ハイスクール府中校|東京都

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2015年 4月 8日 「基礎力」=100%の知識とその応用力

古文 栗原隆先生

20年を超える指導経験から、東大・難関大志望者に絶大な信頼を得る真の実力講師。「構造分析による本文解釈」と「出題者の心理・行動分析による設問解法」を軸に、独自の図表や心和ませる古典エピソードを交え展開される講義は必聴。あらゆる入試問題にも素早く、確実に正解へ導く本質の指導を追究する。

 
 

「基礎力」=100%の知識とその応用力

「基礎力」とは、確かな知識とその応用力です。知識の理解度は50%でも99%でもいけません。100%の確かな知識でなければ役に立たないのです。授業中に、「これはしっかり理解してほしい」と講師が言うことについては、文法にせよ、古典常識にせよ100%の確かな知識にしましょう。必要なものは覚えること!

そして何より大事なのは、各項目を必要な時に融通無碍に引き出せる応用力です。若干の経験と時間を要しますが、毎回の授業と予習・復習の中で自然と培われていきます。

古文では、大切な要素を抽出して相手(出題者)が求める形に組み立て直し、簡潔にまとめるという、「データ処理能力」も重要になります。将来、社会に出て仕事をするうえでも、この「データ処理能力」は必要な要素です。「古文は昔の文章だから役に立たない!」などと言わず、今はそのトレーニングを積みましょう。

助動詞・助詞の完全理解を目指そう

「古文」とは、日本語を通時的に勉強する教科です。時代によって日本語も変化しますが、「書き言葉」としての「古文」は「話し言葉」ほど変化していません。例えば、センター試験の近世の文章のほとんどは「擬古文体」という平安時代の文法体系を使って書かれたものです。古文で学ぶ文法は「平安時代を中心とする文法」体系なのです。新高2生、新高1生は、徹底的に「古文の構造にこだわり、単語一つひとつの「かたち」と「はたらき」の意味を考えてください。夏休みまでに、助動詞・助詞を完全理解し現代語へ再構築する方法を学ぶことが目標です。

中学までの古文は、文章も内容も簡単な物語を扱っていましたが、これからは見たことも聞いたこともない文章を読まなければいけません。新高1生は、「ベーシック古文」のような講座を受講し、中学と高校の古文のレベルの違いを認識しておきましょう。